男の意地。なんでもかんでも勝つか負けるかで考えてしまう習性。

オトコの「性」みたいなものだろうか。勝ち負けでものをみてしまうクセがついている。 サッカーの試合なら勝ちにこだわるのは当然だろうが、これが会話や態度にも出てしまうことがあるようだ。

最初に断っておくが、「競技」では勝ち負けを意識しない人のほうが不健全だとおもう。

しかし例えば人ごみのなかを歩くときに、肩を全力でぶつけてニヤリと笑ったり。イルミネーションみにいったときに「きれいだねぇ」と言われて「きれいだけど、六本木のイルミネーションと比べると色の数が少なくて、あと規模感も小さいな」と言ったり。

「おれはもっと良いものを知ってる」とか「これをやったからあいつより上だ」とか、そういう田舎のヤンキーみたいな考えって必要ないんだろうなと最近強く思うようになってきた。

ほかにも、この集団にいる人たちは自分よりレベルが低いから高圧的な態度で接するとか。反対にこの集団ははるかに格上だから挨拶をしっかりしなきゃいけないとか。

思ってることは態度に出るというけど、こうやって文章にして振り返ってみるとなんだか卑しい。

「勝ち負け」でいきついた答えって、判断しやすくて楽ではあるんだよね。六本木のイルミネーションのほうが規模感がデカイから上、ってもうそれだけでその人の中では優劣が決められるわけ。

近所でやってる小さなショッピングモールのイルミネーションの良さを語れとはいわないけど、ショッピングモールなりの愛嬌みたいなもんがあるでしょう。だからそもそも六本木と天秤にかけてしまっている時点で間違ってるきがするんだよね。今おかれてる状況を楽しめてないかんじ。

勝ち負けでみると自分を苦しめてしまうってのもあるなぁ。付き合ってる彼女のほうが年収がよくて、女性側はなにも気にしていなかったのに男のプライドで別れてしまったとか。自分はこの集団の中では一番へたくそな演奏しかできないから、楽器をやめるとか。

いわゆる劣等感。比較して、勝手にだめだと思い込んで、どんどん委縮して、最後はなにもできなくなってしまう。

これってすごくもったいないことだよな。まわりが素晴らしい才能の持ち主なら、「素晴らしい!一緒に練習しよう!」とさわやかな表情で言ってしまえばいいのに。付き合ってる人のほうが稼いでるならそれを讃えたうえで、自分は本当にやりたいことをやりきっていると胸をはれば、比較する気すらおこらないはず。

オトコのプライドってめんどうだ。自分を苦しめてる。そんなこと言ってる自分も、いろんなところで意地をはっているんだけど。小さいころからこの意地が根元にあるから、簡単には取っ払えそうにないけど、気づいたところからなおしていけたらとおもう。

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